熊本放送ラジオ「てなもんやサウンド笠」紹介曲履歴

オンエアリスト 2005年5月4日(水)

永らく休載しておりましたが、2005年5月以降の
オンエアリストは新設のウェブログにて
紹介しております。下記URLまでお越し下さいませ。
 
http://tenamonya.nirenoki.net/
 

特別番組。 2003年11月22日

特別編成のため本コーナーは休み。
 

グッと来るよね、真っ向勝負のR&B。 2003年11月15日放送

「高カロリーな愛!」/月子
(gt-001〈インディペンデント・レーベル〉)
 
オンエア曲は、
「Candlelight」
「高カロリーな愛」
 
【解説】
関西の若手女性アーティスト、月子(ツキコ)による
デビューマキシが本作である。
「鼻歌から生まれた」とある全4曲であるが、その自然で
ケレン味を排除した真っすぐなスタイルにまず引き込まれる。
クールに、しかし熱く芯の強いヴォーカルをいかんなく披露した、
グルーヴ感あふれる「Candlelight」。
一方、スカッと抜けたスピード感で素直なココロを歌い上げた
キッチュなガールポップ「高カロリーな愛」。
もう少し聴きたい!そう思った途端、とっとと終わってしまう
全4曲というボリュームが何とも心憎いばかりだ。
本作は大阪の一部大型CDショップでは店頭で手に入るようだが、
HMVのオンラインショップでも発注できるようなので
購入を検討される方は上記サイトで検索を。
なお、このアーティストのホームページへは以下のリンクから。
http://www.tsukikolove.com/
 

滾る気持ちを謳い合った、あの日の僕ら。 2003年11月8日放送

「五つの赤い風船 '75」/五つの赤い風船
(IOC1-41013)
 
オンエア曲は、
「君の街」
「僕は羽根のように」
 
【解説】
60年代から70年代へ。時代の過渡期にあって、若者と政治との関係が
最もヴィヴィッドであった頃、URCレコードは生まれ、支持された。
アンダーグラウンド・レコード・クラブの略であるURCは、
日本におけるインディーズの草分け的存在だ。
規制というしがらみから抜け出し、メッセージ性の強い作品を
あまた作り続けた、伝説的なレーベルである。
そのURCによる幾多の未CD化作品を今こそCDにしようじゃないか、
という企画がavexとamazon.co.jpとの協力でこのほど進められ、
めでたくCDとなって登場した一連のシリーズから、
本日は「五つの赤い風船 '75」をご紹介。
本作はオリジナルメンバーによる録音ではなく、
元祖「五つの赤い風船」の西岡たかしを中心に、中川イサト、永井よう、
金森幸介といった旧知の仲間によって「再結成」された際の
貴重な音源なのである。
これだけのメンバーであれば、演奏のクオリティも言わずもがな。
比類のない心地良さを存分に堪能して頂きたい。
ちなみにこの復刻シリーズ、店頭では一切発売されず、
CD通販サイトamazonn.co.jpでの独占販売となっている。
http://www.amazon.co.jp/
 

日本に花咲く、情熱のラテン。 2003年11月1日放送

「TOKYOクラブ・ラティーノ」
(TECN-25902)
 
オンエア曲は、
「恋はギャンブル」/坂本スミ子
「ちんたらムードの夜」/田代みどり+ノーチェ・クバーナ
 
【解説】
日本のアーティストによる往年のラテン系楽曲を
26曲コンパイルした本作、歌モノあり、本格インストありで
とにかくとことんまで楽しむことができる好盤だ。
前者は、「夢で逢いましょう」の主題歌が思い出される
坂本スミ子によるカバー曲。
パワフルに恋のかけひきを歌い上げ、気分はもうナイトクラブ。
後者は、「バイナップル・プリンセス」でおなじみの
田代みどりによる和製ラテンナンバー。
刺激的な歌詞もさることながら、一体何をもって「ちんたらムード」
なのか議論の余地はありそうである。
 

ほらCDから、アイルランドの風。 2003年10月25日放送

「Paddy and Bridget and Their Great Friends」(PBCD-001〈自主制作盤〉)
「Paddy and Bridget and Their Great Friends 2」(PBCD-002〈自主制作盤〉)
 
オンエア曲は、
「James Plunkett」(前者より)
「Paddy Finlay's Reel/O'Connell's Trip to Parliament/The Mossy Banks」(後者より)
 
【解説】
Paddy and Bridgetとは、守安 功・雅子という日本人夫妻のこと。
そのご夫妻によるアイルランド音楽の演奏を収めたCDがこの2枚である。
旦那様はフルートやティンホイッスルといった笛関係を演奏し、
奥様はハープやコンサーティナー、その他パーカッション系の楽器を演奏する。
CDのタイトルに「Their Great Friends」とあるように、ご夫妻の
現地アイルランドでの友人であるミュージシャン達が多数参加して
この2枚は制作されており、演奏される場の空気まで伝わるようである。
全国各地でアイリッシュのステージを開いているこのご夫妻、
折しもこの11月2〜3日、山鹿市にてライブを開催することに。
手売りとなっている上記のCDも、ライブ会場で手に入るはずである。
 

RKKラジオの日。 2003年10月18日

特別編成のため本コーナーは休み。
 

興味津々、おクラ入りの楽曲。 2003年10月11日放送

「ゴジラ・ソングブック」
(VPCD-81381)
 
オンエア曲は、
「ゴジラのお嫁さん(未発表バージョン)」/子門真人
「ゴジラのお嫁さん(リリースバージョン)」/子門真人
 
【解説】
最近は比較的レアな音源もCD化される機会が増え、音楽ファンとしては嬉しい限り。
そんなレア音源のひとつに「未発表曲」というものがある。
当初リリースされる予定であったものが中止された曲や、
AかBかを選択する場合に選ばれなかった曲などがそれに当たる。
今日はその「未発表(ボツ)バージョン」と「リリースバージョン」を
聞き較べる試みである。
そこで選んだのが、「ゴジラのお嫁さん」。
文字通り、一人称によるゴジラの求婚ソングである。
1972年に制作されたこの企画盤、作曲はどちらのバージョンも
元ワイルドワンズの加瀬邦彦。
おクラ入りとなった方はいかにもお子様ソング調、
のっしのっしと歩くようなリズムでサウンドも歌唱もユーモラス。
その意味ではなかなか的を射た出来映えではある。
一方、採用された「リリースバージョン」は、方向性が180度違って
何とカントリー&ウェスタンスタイル。さわやかの極致。
聴き較べをするには絶好の素材がここにある。
 

いわゆる古楽、それより千数百年も前の古楽。 2003年10月4日放送

「古代ギリシアの音楽」/グレゴリオ・パニアグワ指揮 アトリウム・ムジケー古楽合奏団
(KKCC-9051)
 
オンエア曲は、
「序奏 〜 『オレステース』のスタシモン」
「パピルス・オスロ A/B 〜 終奏」
 
【解説】
紀元前後数世紀に古代ギリシアで作られた楽曲の数々。
それらが記されたパピルスの断片を研究し、当時の音楽を蘇らせて
録音したというスケールの大きな珍盤がこれである。
その頃使用されていたという36種類もの楽器をわざわざ再現して
演奏するというこだわりようには感服。
そのサウンドは、現代音楽のように先鋭的ですらある。
古楽が現代音楽的であるという不可思議なパラドックスは
考えてみると実に面白い。
これはまさに研究者であり音楽家であるパニアグワによる
学術的研究成果と芸術的想像力とが結実した結果である。
 

難しいものなら、楽しくしちゃえ。 2003年9月27日放送

「山本直純フォエヴァー〜歴史的パロディコンサート」(COCQ-83645〜6)
「交響曲第5番『朝ごはん』」/上海太郎舞踏公司B(UCCS-5001)
 
オンエア曲は、
「交響曲第45番『宿命』」(前者より)
「交響曲第5番『朝ごはん』」(後者より)
 
【解説】
芸術の秋はクラシックで決まり。ただし面白いものを。
前者は、ユニークなアイデアでクラシック音楽の普及に努めた鬼才、
山本直純が遺した1967〜68年収録の未発表音源。
ベートーヴェンの有名なメロディが様々な顔を見せ、聴衆を湧かす。
童謡・フォーク・ウェスタンなど、何でもありの元気良さ。
後者は、上海太郎舞踏公司Bによる意欲作。
ご存知、ベートーヴェン交響曲第5番「運命」第1楽章を全編アカペラで料理。
テーマは何とも壮大。朝定食のごはん、白ごはんかまぜごはんか。
それが問題だ。
 

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